混血とあらゆる人種がひしめいていて

英語習いなさいよって言ったわけです

この辺りの広大な森を管理しているんだ。だからこの辺の山や湖に関してはガイド「ああ。俺たちはフォレスターだろ?以上に詳しい。俺たちしか知らない絶景のキャンプ地があるんだよ」それは面白そうだなひとり連れていきたい友人がいるんだ。
電話してくる。あ、それとバイクはこよし、決まりだ。ちょっと待っててくれ、こに置いていってくれよな。ちょっとバイクじゃ入れないところなもんでさスチュワートはそう言うと電話をかけるために居間を出ていった。
スチュワートの指示に従って家から大量の荷物を運び翌朝、早めに起きてオートミールの朝食をいただいた私たちは、出し、彼のピックアップトラックに積み込んだ。
天気は晴れ。絶好のキャンプ日和だ。日々愛機に積める程度の荷物で生活している私にとって、それにしても荷物の量が半端ではない。
ドラム缶のような一人暮らしの学生の引っ越しを彷彿させた。バッグ4つほどに詰め込まれた酒や食料、その他のキャンプグッズは、都合5人と3匹になったパーティーで秘密のキャンプ場と荷積みが完了すると、私たちは町で彼の友人ジェイを拾い、やらに向けて出発した。3匹の犬たちは行儀よくピックアップトラックの荷台に鎮座している。
私たちを乗せたピックアップトラックはしばらくしてからダートに入り、そのまま森の奥深くへと走り続ける家を出てから100キロほどは走っただろうか。

カナダにはたくさんあります

私も帰国する学生のお別れの会で行ったが


はもっと日本で鍛錬すれば良かったと後悔しています

>なし崩し的に西側からダートは遂に行き止まりとなり、スチュワートはそこでようやく車を止めた目の前にはちょっとした山もある。
私たちが誘われたのは人間の営みから大きく離れた完全な森の中で、車のエンジンを切ると鳥のさえずりだけが辺りに響き渡った。
ここかぁ。確かにいい場所だよなぁここからは歩きで行くんだ。ほら、後ろの荷物をそれぞれ背おいおい、コータロー。ここじゃないぜ。まだまだ先さ。負ってくれえっ.細い獣道を下っていく。スチュワートはそう言うと例のドラム缶を軽々と背負い、「ノ·ノッチ。
これを背負っていくってさ」「ううむ。仕方ないな。彼についていくしかない」ラルフは既にバッグを背負おうと四苦八苦している。
この中で一番小柄な私の場合、かなりの前傾姿勢をとならけ実際そのドラム缶のようなバッグは信じられない重さで、れば後ろに倒れてしまうくらいの代物だった。
しかもスチュワートとジェイの進む道はもはや獣道ですらなく、木々の間を落ち葉を踏みつけながら下っていく。
はははは。コータロー、もうちょっとだ。頑張れ!なに、帰りはどうせ空になっているんだからな!スチュワートの言葉に励まされながら、私は何とか転ばないように必死で彼らのあとに続く。
ノッチやラルフも汗だくになっている。30分ほど歩くと目の前には広大な湖が現れた。否、これはもしかしたら川なのかもしれない。「はははは。コータロー。まだだぜ。


語学留学は勉強だけじゃなく

カナダワインの始まりさて

英語力は関係ないここから先はカヌーで行く」ええ,、-J言いながらスチュワートは茂みを探り、今度はそこから2艘のカヌーを引っ張り出してきた。
どうやらこれでこの湖を渡るつもりらしい。「こ、これは凄いことになってきたな……」さすがのノッチも驚きを隠せない。
こうして2艘のカヌーに乗り込んだ5人と3匹は、スチュワートに言われるままにライフジャケットを着込み、用意してきた櫂でとにかく何処かに向かって漕ぎ出した。
何だこの景色は-。凄い、凄い!私はパドリングしながら、目の前に広がったまるで映画のワンシーンのような絶景に言葉を失ってしまった。
私たちの進んでいるこの川とも湖とも知れない巨大な水源には、大小様々な島が存在していて、何処が対岸なのかすらもわからない。
その先に見えるロッキーの山並みは深緑に染まっており、真っ青な空と山の緑、そしてそれを映した湖面のコントラストは筆舌に尽くし難いほど美しい。
当初3匹の犬たちは行儀よくカヌーに鎮座していたが、そのうちの1匹が突然感極まったかのように川に飛び込み、元気よく泳ぎ出す。
こんなに広大な湖に泳ぎ出せるその神経に私は感服せざるを得なかった。
カヌーを漕ぐという行為すら初体験の私やノッチ、そしてラルフは、緩やかな流れの中で時間が経っのも忘れ、ただその景色に見とれつつ惰性でパドルを動かしていた。
1時間ほどは漕いだだろうか。
帰国後仕事をしていく中で感じていますしかし実際には

カナダの会社は残業がほとんどありませんスチュワートの指揮するカヌーに小さな島が近づいてくる。どうやらあそこが今度こそまごうかたなき目的地らしい。湖岸には大きな丸太で作られた簡易なキッチンがあり、テントを張りやすいよう地面もならしてあった。
カヌーから荷を降ろした私たちは、早速スチュワートの持ってきた大きなテントを建て始める「ほら、みんな。
これを身体に吹いてな」何だい?これは?「これはモスキートガードだよ。湖の周りには蚊が多いんだ。これを吹きかけておかないと大変なことになるからな」そうか。ありがとうそれとな。各自って訳にはいかないがこいつも携帯してくれ言いながらスチュワートは、引き金のついた缶状のものを手渡した。
こ、こっちは何だい?「こっちはな、ベアガードだ」ベアガード?それはまさにその名の通り、熊を撃退するための胡椒や唐辛子などが充填されたスプレーで、奴らに出くわした際には先制攻撃で鼻っ面に吹きかけるのだという。
私たちはそんなものが存在することよりも、これを携帯しなければならない状況がわりと身近にあるという事実にぎょっとした。
「なあに、奴らは滅多に来やしないからそう心配する必要はないさ。
あくまで万が一の用心ってだけだよ」そ、そうだよな「さて。それじゃあテントも張ったし、今晩の肴でも捕りに行くか」スチュワートは言うなり荷物の中から数本の釣り竿を取り出し、ひとりジェイに留守番を頼むと再びカヌーで湖に出た。
ノッチやラルフはともかく私は釣りの経験がほとんどない。前回ノルウェーであっという間に釣り竿を折って以来、帰国後も釣りは嗜まないままだった。
しかしこの湖の魚は、まるで飲み屋の生け簀のように面白いくらい簡単に釣れる。
そのほとんどはトラウトだったが、最低でも30センチはある獲物が1時間ほどのうちに3匹も釣れた。
ノッチやラルフ、スチュワートの釣ったものま夕食の分にしても余るほどだ。
で入れれば、これ以上ない釣果を得て戻った私たちは、早速夕食の準備にかかる。
そのほかにも5人と3匹では食べきトラウトの塩焼きに加えて、スチュワートが家から持ってきたエルクのステーキ。
れないほどの料理が木製のテーブルに並べられた。ちょっと頼みがあるんだが!なあ、コータロー。


アメリカのものになると英国議会は危惧した

魚を洗っていた私にスチュワートが声をかけるどうしたんだ?サシミをどうしても食いたくてさ。トラウトを1匹おろしてくれないか?日本人ならできる「お前、日本人だろ?俺、だろ?サシミ」「あ、ああでも!それが楽しみで今日はこいつも持ってきたんだ」実はさ。スチュワートはにっこり笑うと、手にしていたキッコーマンの醤油とS&Bのチューブ入りワサビを私に見せた。
スチュワートの楽しみにして鱒に限らず淡水魚は生食に向かないという話を伝えようかどうか迷ったが、私はここで、いる様子を見るとそれも言えなくなってしまい、目を皿にして寄生虫を調べながら半身だけ刺身におろした。
スチュワートの感激ぶりはまるで子供のようで、醤油とワサビを付けたその赤身をまるで宝物のように頬張っていた。
スチュワート共々その後体調を崩さないことをこっそりと祈った実際私も食べたが、キャンプ場は完全な静寂私たちは大量のビールを消費しながらスチュワートの持ってきた草を吸った夕食が済むと、辺りには私たちの声だけが響き渡る。
ほかには時折獣の鳴き声が聞こえるくらいだ。に満ちていて、私は彼が上機嫌になっているのをこの時初めて見た気がした。
酒の飲めないラルフはどうやら草の方を好むらしく、再びカヌーに乗ってスチュ幸いベアガードを使う機会も訪れず、翌朝ゆっくりとキャンプ地を引き払った私たちは、ワートの車を駐車した地点まで戻るあれがた方向感覚には自信のあった私だが、この時カヌーがいかにして元の地点に戻ったのかは皆目わからなかった。
緩やかではあるが流れもきちんとあったし、それに逆らってパドルを漕いだ覚えが全くなかったとえ湖だったとしても、からだあるいは別ルートを通って元の湖岸まで戻ったのかもしれなスチュワートの言った通り帰りはかなり軽くなった荷物のお陰で、それほど苦労せずピックアップトラックに戻ることができたと言える。
何故か家には明かりが点いていた。誰かがスチュワートの家に着いた時には既に夕刻と呼べる時間帯になっていたが、るようだ中に入るとあれだけ雑然としていた部屋が綺麗になっているではないか。
おかえりなさい奥から出てきたお腹の大きなこの家の女主人に向かって駆け出した3匹の犬たちは、帰ってきたのか?
おお、ジェニー。
日本人とばかり絡み

そのおじさんに怒鳴られたそうなんです!

ちょっとした休憩や友達との待ち合わせや彼らが電話で話していた運産まれるのはもうちょっと先になりそうだから、一度こっちに戻ってきたのよ。
ああ、「ええ。命の出会いの方々ね」ジェニー。スチュワートにお世話になってい手こんばんは。優しい笑顔で歓迎してスチュワートの妻であるジェニーは、どうやら私たちのことを彼から電話で聞いていたらしく、くれた私たちは彼女が作ってくれた夕飯を食べながら、スチュワート夫妻が結婚してから2人で行ったという南米旅行のスラきっと半年後に役立ってくれるだろう。
ノッチはス南米への渡航経験がある彼らから得た様々な情報は、イドを観る。
チュワートから地図まで入手していた。バイクへの荷積みを終えた私たちは、この奇跡的な出会いを素晴らしい思い出にまで昇華させてくれたス出発の朝。
チュワート夫妻に丁寧に礼を言った。そしてこれからは奇跡に頼らずとも連絡が取り合えるよう、お互いのメールアドレスを交換する。
君らに餞別があるんだ。是非とも持っていってくれよ「そうだ。そんな……何だか悪いな。あまりにも至れり尽くせりでさ」「せ、餞別だって?ちょっと待っててくれ」「はははは。気にするな。家の奥から3本のワインを持って戻ってきたそれからほどなくしてスチュワートは、ちょうど何本か余って俺とジェニーが結婚した時の引き出物なんだ。
俺たちが作ったワインなんだぜ。これはな。いるから持っていってくれよ」そいつは素晴らしい。ありがとう。早速野営地で飲ませてもらうよおお、自家製ワインか。あまり飲みすぎんなよ気をつけるさその手で握手スチュワートとジェニーの顔写真がラベルになっているそのワインを受け取り、私たちは各自1本ずつ、をして別れた。
再び車上の人となった私たちはラルフのリーダーで旅を続ける。